
マンションでずっと暮らす
■あなたは20年後どうしていますか?
今のマンションに暮らしていますか? いませんか?
どんな日常を送っていますか?
あなたは幸せですか? 何か不安を抱えていますか?
■では、20年後マンションはどうなっていますか?
住み心地はいいですか?
何が課題ですか?
先日の 高経年マンションの未来を考えるワークショップ型セミナーでの私の問いかけです。
10年後から30年後まで考えてみます。
普段からマンションのことを考えている女性の皆さんは、
けっこう20年後ぐらいまでは具体的にイメージできます。
で、ちゃんと発表してシェアしてくれます。
20年後も元気でいられるよう、日常生活にも気を付けていますし、
隣近所との人間関係もしっかり将来ビジョンに組み込まれています。
さすがです!
これが男性だとなかなかこうはいきません。
生活が想像がつかないし、考えたくない…そんな方がたくさんいます。
特に、奥さんが自分より先にこの世を去ることは絶対に想像したくないみたいです。
でもあえて、一度考えてみて…と

公平って何だろう
管理組合運営は組合員にとって「公平」じゃなければならない 「もちろんだ」と思われますか?
区分所有法にも、規約は「公衡」に定めなければならないってありますしね… でも、この「公平」「公衡」がけっこうむずかしい…
国の施策だって、「公平」の考え方でもめるわけです。
分かりやすい議論では、「機会の平等」か「結果の平等」かという議論がいつもあります。
で、「公平」を言い過ぎると、全体の価値を損なうことになりかねません。
たとえば、震災後の物資の配布時に、希望者全員に平等に配布できるだけの量が確保できないから
不公平にならないよう、いっさい配布しないといって大騒ぎになったことも…。
マンションで、「公平」が議論されるのは、
管理費等の負担と役員の選任の場面が多いように思います。
複雑な建物構成の団地型マンションや超高層マンションで、管理費の負担を、 それぞれの利用部分の管理に係る費用から算定するのが「公平」だということで、
複雑な計算をし過ぎて、簡単には検証できなくなっているケースもあります。
そういうマンションでは、