
理事は見返りがないことを不満に思うほどやり過ぎない
管理組合の役員報酬の問題は人の価値観がよく表れるところです。
すごくがんばっていると自負している理事さんがふと思う
「これだけやったんだから金銭的にも報われてもいいじゃないか」
という考え方は、一見説得力があるようで、かなり危険な考え方だと思います。
最近、2つとても残念な話を聞きました。
自分のマンションだけでなく幅広く活動していた方に関する話です。
業者やコンサルからのバックリベートの問題で、信用を無くしたり、管理組合と訴訟になったり…。
まわりにも波紋を投げかけますが、
本人にとってもこれまでの行為を帳消しにしてしまうことです。
どちらも、行動力があって自信に満ちた方なので、びっくりしましたが、
実は、少しやり過ぎでは…というハラハラ感があったのも事実です。
どこかで、管理組合のため(みんなのため)というより
自分自身の達成感や評価を求める気持ちが強くなり過ぎていないか…
というハラハラ感です。
最初は自分のマンションをよくしようと思って始めたことが、
評価がほしくなり、だんだん外へ出ていくよう