

高齢者の住宅ステップダウンが始まっている
かつて、収入が増えると共に、 賃貸アパート→分譲マンション→戸建て住宅と 住み替えで住宅をステップアップさせていくことを 「住宅すごろく」と言っていましたが、 最近では、 分譲マンション止まりで、分譲マンションを終の棲家にする ケースが一般的になりました。 また、超高齢化と共に、すごろくの上りであったはずの 戸建て住宅での生活が不便になり、 最後、分譲マンションに住み替えるという流れも出てきました。 さらに、 バブル崩壊と共に負の遺産になっていた 越後湯沢のリゾートマンションを買って移住する 高齢者が増えているとニュースを見ました。 長年ほぼ全部が空き家状態だった バブル期に造られた戸建ての別荘地にも、 移住してくる人を見受けるようになったといいます。 リゾート地で老後を過ごしたい…というより、 非常に安く購入できることから、 年金のみの長い老後の暮らしに不安を抱える老夫婦が、 終の棲家として購入するというケースが多いのです。 家賃負担が不安で購入する人も、自宅マンションを売って、 差額を老後の生活資金に当てるために購入する人もいるのです。 リゾ