

修繕履歴情報の整理は管理会社の仕事?
「管理委託契約に入っている」「いない」で管理組合と管理会社がもめるものに「修繕履歴情報の整理」があります。
ご存知の通り、平成16年の標準管理規約改正で、
「管理組合」の業務に「修繕等の履歴情報の整理及び管理等」が加わりました。
修繕履歴情報とは、管理組合で行った修繕工事の履歴、 すなわち、いつ、どこを(何を)、どのように修繕したか、どこに発注して金額はいくらだったかという記録です。
今、話題の「コミュニティ条項」と同時に加わったのですが、
管理規約を改正して「修繕履歴の整理、管理」が管理組合の業務となっても、修繕履歴を整理していないマンションも多いのが現状です。
では、管理会社の仕事かと言うと、
「修繕履歴情報の整理」は管理組合の業務にはなっても、
標準管理委託契約書の管理会社への委託業務には入っていませんので、
特別の取り決めがなければ、管理会社が当然に行う業務ではありません。
先日、あるフロントの方が、
理事長から、今週末の理事会に、
「過去の履歴情報を整理したものを持ってくるように」と突然言われ、